キャラの再現性爆上がり!LoRAデータを使ってもキャラがあまり似ない時の必殺技!

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はじめに

こんにちは。

前の記事↓で、他人が作ったLoRAの導入方法についてご紹介いたしました。

その時はFGOのモートレッドを再現しましたが、今一つ再現性が足りないような感じもしましたね。

そこで、今回は、簡単に再現性爆上がりさせる事ができる、キャラ似せの最後の一押しに使える技を二つご紹介いたします。

再現出来ている人のプロンプトを参考にする

当然ですが、よりよいプロンプトを描けばキャラの再現性は高まります。

ですが、一体どうやったらキャラの再現性が高まるのか分からない…という方も多いと思います。

似るように試行錯誤するのもAIイラストの面白い所なのですが、このサイトを見て頂いている方は、もっと手っ取り早くキャラ似せしたいという方が多いのではないかと思います。

そこで、裏技。どうすれば良いか。

正解は簡単、再現出来ている人のプロンプトを参考にすればよいのです。

そのプロンプトがどこで手に入るのかが問題になってきますが、それも簡単。

Civitaiのモデル紹介ページにはキャラをばっちり再現しているサンプル画像があったと思いますが、この画像をクリックすると、そのサンプルを作成するのに使った設定やプロンプトが表示されるのです(全部ではありませんが、8割方のモデルではプロンプトデータを公開しています)。

このプロンプトから、キャラの記述に関するプロンプトを抽出して使用すればよいのです。

どれがそれに該当するのか分からない方は、プロンプトをgoogle翻訳などにぶちこんで、日本語にしてから選別しましょう。

結果、今回は↓のような記載が残りました。

mordred (fate), ponytail, green eyes, braid, jacket, red jacket, open jacket, small breasts, bandeau, midriff, navel, abs, obliques, denim shorts, short shorts, cutoffs, no panties

これをプロンプトに組み込むとどうなるか…

mordred (fate), ponytail, green eyes, braid, jacket, red jacket, open jacket, small breasts, bandeau, midriff, navel, abs, obliques, denim shorts, short shorts, cutoffs, no panties
in the park, sitting on the bench

再現性爆上がり!!!

ここまでくれば、ばっちりモートレッドです。

LoRAのweightを変更する

前回LoRAのやり方を紹介した時にちらっと出てきました、Additional networkのweightですが、これはLoRAの影響を強くするパラメーターでした。

つまり、このパラメーター値を上げていけば、そのLoRAの影響度を強くする事ができます。

ただし、このパラメーターを上げ過ぎると、LoRAデータの影響が強くなりすぎて、同じようなイラストしか出力されなくなったり、プロンプトの指示をあまり聞いてくれなくなったりします。

そのため、一概には言えないものの、キャラ似せ用のLoRAのweightは1.0~0.6の間で調整する事をおすすめします。

終わりに

以上が簡単にキャラ似せの再現性を高める方法です。

いかがだったでしょうか。

ここまでくればもう再現性はかなりいい感じになってきたと思います。

ただ上記を試していただいた方は気づいたと思うのですが、weightの設定、実はちょっと難しかったりします。

そこで別の記事で、weightの設定のやり方について説明したいと思います。

よかったらまた読んでくださいね。

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